千葉県勝浦市のロースター「SPAiCE COFFEE」さんで、中浅煎りのホンジュラス「エル・グアコ」を購入しました。早速飲んでみたのでレビューしていきます。

目次
1. 豆のスペックと基本情報
| 項目 | 内容 |
| 生産地 | エル・ドラド、サンタ・バルバラ |
| 農園 / 生産者 | エル・グアコ / Angel Arturo Paz Ramirez |
| 品種 | パカマラ (Pacamara) |
| 標高 | 1,500m |
| 精製方法 | ナチュラル (Natural) |
| 焙煎度 | 中浅煎り |
2. 官能評価:質感とフレーバーの推移
焙煎から3日目、Deep 27を使用して抽出しました。
質感(マウスフィール)
特筆すべきは、「とろっとした」粘性のある口当たりです。淹れたての高温状態からこの質感が感じられ、喉を通る際の密度が高い印象を受けます。これは大粒なパカマラ種と、果肉の成分が浸透するナチュラル精製の組み合わせによるものと考えられます。
フレーバー
- 第一印象: ナッツ系の香ばしさが先行。
- 後味: キャラメルのような、落ち着いた甘みが持続。
- クリーンさ: ボディはしっかりしていますが、ナチュラル精製特有の雑味はなく、後味は非常にクリアです。
香り
焙煎後3日のため、香りのボリュームはまだ控えめです。ガスが抜けきっていない状態ですが、その分、液体の質感に意識が向く構成になっています。
3. 構造的考察:なぜ「とろっ」としているのか
パカマラ種は、豆が非常に大きく、しっかりとしたボディと甘みが出る傾向があります。
標高1,500mという中高地の環境が、重すぎない適度な酸を残し、全体のバランスを整えているようです。
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4. まとめ:この記事の要約
- 最大の特徴: 淹れたてから感じられる「とろっとした」独特の質感。
- 味の構成: ナッツから始まりキャラメルへ移り変わる、クリアな甘みの設計。
- 品種の影響: パカマラ種とナチュラル精製の相乗効果が、ボディの強さに直結している。
- 現状のステータス: 焙煎3日目。香りのピークは数日後と予想されるが、現時点でも質感の完成度は高い。

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